東大阪で話題のソフトな施術なのに驚くほど効果がある整体であなたのつらいヘルニアや頭痛・痛みしびれを改善します!

力新堂治療院


股関節の痛みの原因と治療法

私の長年の治療経験から、慢性化した()関節痛(変形性股関節症)の約八割は、股関節周囲の深部筋(体の奥深くにある筋肉)の発痛こりが原因と考えています。
ただ、裏を返せば、残りの約2割では発痛こり以外の原因が潜んでいるともいえます。痛みの原因がほかにある場合、発痛こりをほぐす「太もも快圧(かいあつ)ほぐし」(正式には深圧(しんあつ)という)では、期待するほどの効果は得られないばかりか、逆効果になる可能性もないわけではありません。太もも快圧ほぐしを行う前に、痛みの原因が股関節周囲の深部筋の発痛こりであることを特定するのが肝心です
股関節には、筋肉以外に骨・関節包(関節を包む結合組織)・靭帯(じんたい)(骨と骨をつなぐ丈夫な繊維組織)・皮膚などがあります。深部筋の発痛こり以外の股関節痛では、ほとんどの場合、これらの組織の異常が原因となっています。特に股関節痛を発症したばかりのころ、つまり八㌻の記事で述べた股関節痛の経過段階の①前股関節症~②初期に当てはまる状態では、筋肉以外の組織に痛みの原因がある可能性が高いといえます。
関節包の炎症では
そけい部を冷やす
 
では、それぞれの組織に起こる異常と見極め方、及び対処法について説明します。
●関節包の炎症
八㌻の記事で述べたように、捻挫(ねんざ)などの外傷が原因で起こる関節包の炎症は、深部筋の発痛こりによる股関節痛のきっかけとなります。ですから、前股関節症や初期の段階に起こる股関節痛の多くは、関節包の炎症が原因と考えられます。
関節包の炎症の有無は、そけい部(足のつけ根の部分)を手で触ればわかります。座ったときに腹部と太ももの間にできるシワのほぼ中間あたりで、脈を感じる部分に触れると熱感があり、安静時にも痛みを感じるなら、関節包に炎症があると判断していいでしょう。熱感の有無がわかりにくければ、皮膚が薄く熱に敏感な手の甲で触れると判断しやすくなります。
関節包の炎症がある場合は、太もも快圧ほぐしは行わず、患部を氷や冷却シートで冷やして安静を保ちます。ステロイド剤の注射を受ければ症状はかなり軽減します。
●骨折
大腿(だいたい)骨頭(太ももの骨の先端部にある丸い部分)付近に骨折がある場合、股関節の痛みとして感じられます。一〇㌻の記事では「骨に神経はない」と述べましたが、骨折で痛むのは骨ではなく、骨を覆う骨膜です。股関節には骨膜はありませんが、大腿骨頭付近で骨折が起これば、股関節下部の大腿骨の骨膜や、股関節の関節包に痛みが出ることがあります。
当然ながら、骨折は整形外科などで適切な治療を受ける必要があります。
 
心の問題が股関節
を招くこともある
 
●靱帯の損傷・炎症
転倒や強い足の踏ん張りなどがきっかけで、股関節の靱帯の損傷・炎症が起こることがあります。痛むほうの足を誰かに引っぱってもらうと痛みが強まるようなら靱帯の損傷・炎症が疑われます。対処法としては、関節包の炎症のときと同様、患部を冷やして安静を保ち、必要に応じて整形外科を受診しましょう。
●皮膚の炎症
股関節の痛みだと思っていたら、股関節周囲の皮膚の炎症だったというケースがたまに見られます。皮膚の異常は見ればすぐにわかります。赤みや湿疹(しっしん)があれば、皮膚科で治療を受けてみてください。
●心身症
実は心的ストレスが股関節痛を誘発することもあります。心身症とは心の問題が体の症状として現れる病気です。心身症が疑われたら、原因となるストレスを取り除いたり、心療内科などを受診したりして心の健康を取り戻すよう努めましょう。
以上五つの原因に当てはまなければ、深部筋に原因があると判断でき、太もも快圧ほぐしの実戦で改善が期待できます。
 
特定できたら、タイプに応じて深部筋
の発痛こりを探し手のひらの根もと
[掌底]で深く押してほぐすだけ
 
掌底は深部筋ほぐし
に打ってつけの部位
 
前ページの記事をもとに、自分の()関節痛(変形性股関節症)の原因が深部筋(体の奥深くにある筋肉)の発痛こりにあると特定できた人は、ぜひ「太もも快圧ほぐし」(正式には深圧という)を試してください。この記事では、太もも快圧ほぐしの概要について解説していきましょう(太もも快圧ほぐしのタイプ別のくわしいやり方については四二㌻からの特集を参照)。
太もも快圧ほぐしは、ターゲットとなる深部筋を目がけて、体の表面から圧力を加える直接ストレッチ法の一種です。とはいえ、幾重にも重なった筋肉の奥にある深部筋に圧力を加えるのは難しく、なかなか骨が折れます。
長年の治療経験を通じて、私は、ひじを使って圧力を加えるのがベストであるという結論に達しました。曲げたひじの先に体重を乗せるとより深い部分にピンポイントで圧力を加えられるのです。
ただ、患者さんが自ら行う場合はそうはいきません。左㌻上の図に示したように、太もも快圧ほぐしで圧力を加える部位は太ももを中心に七ヵ所あり、ほとんどの部位にひじが届かないのです。
そこで、患者さんがみずから太もも快圧ほぐしを行う場合は、手のひらの根もと部分に当たる「掌底(しょうてい)」を使ってもらうことにしています。
掌底は格闘技にも使われるほど頑丈で力を加えやすい部位なので、深部筋をほぐすには打ってつけです。もちろん、掌底なら右にあげた七ヵ所ほとんどに、無理なく圧力が加えられます。
 
掌底をずらしながら
発痛こりを探す
 
太もも快圧ほぐしはイスに座って行うのが基本となります。ここでは、大腿(だいたい)直筋への太もも快圧ほぐしを例にして説明します。
イスに座って両足を軽く開き、痛みがある側の太もも前面のつけ根に一方の手の掌底を当てて、もう一方の手を上から重ねます。そうして、掌底に力を加えながら、大腿骨に向かって垂直に、痛気持ちいい程度の力で五秒ほど押し込みます。
そうして、掌底を数㌢ずつひざ側へずらしながら押し込む動作を繰り返していきます。押したときに痛みが現れるところが発痛こりのある部位と判断できるので、そこは重点的にほぐしてください。
最初のうちは一つの部位当たりで一分程度から始め、慣れてきたら五分程度かけてじっくりほぐしましょう。なお、太もも快圧ほぐしでは、症状のタイプ別に合わせてそれぞれの部位をほぐしていきます。
行う回数は朝・昼・晩の一日三セットが基本です。特におすすめは入浴後。お風呂で温まれば、当然、筋肉のこりはほぐれやすくなります。
太もも快圧ほぐしを毎日続ければ、早い人なら一ヵ月ほどで股関節痛がやわらいだり、股関節の可動域(動く範囲)が広がって歩きやすくなったりするなどの効果が実感できるはずです。中にはたった一回の実践で痛みが改善する人もいます。
私のこれまでの治療経験では、期間に差はあるものの、股関節痛に悩む人の約八割で太もも快圧ほぐしの改善効果が得られていると実感しています。
股関節痛は数年かけて痛みのピークを乗り越え、安定していく病気なので焦りは禁物です。根気よくじっくり実践してください。
 
太もも快圧ほぐしの前後には必ず
痛みや可動域の変化を調べ、
効果の有無を確認するのが肝心
 
痛みを客観的に
確認できるVAS
 
「太もも快圧ほぐし」(正式には深圧という)では、その効果が得られたかどうかを確認するために、必ず、行う前と行ったあとで症状の変化を調べる習慣をつけましょう。症状の改善度合いを把握することが、難治性の()関節痛(変形性股関節症)を改善に導くコツといえます。
股関節痛の改善度合いは、痛みの変化と股関節の可動域(動く範囲)の変化で測ります。太もも快圧ほぐしを行う前に比べて、痛みが和らいだり足が動かしやすくなったりするという実感がわずかでも感じ取れれば、自分にとって太もも快圧ほぐしが有効であると判断できます。痛みの変化については、VAS(視覚的評価スケール)という方法で、客観的に調べられます。VASは、整形外科で最も多く使われる痛みの評価方法で、腰痛やひざ痛の変化を測定するのにも用いられています。
VASでは、左下にあるような線を用います。この線の左端は「〇点」で痛みが全くない状態を表し、右端は「一〇〇点」でこれまで経験した中で一番強い痛みを表します。こうした基準で、今自分が感じている痛みの強さが線のどの位置にあるのかを判定し、おおよその点数を割り出すのです。こうした判定を太もも快圧ほぐしの前後や毎日の決まった時間に行い、ノートや日記、カレンダーなどに点数を書き留めておくことで、痛みの変化が視覚的に確認できるというわけです。

力新堂治療院のご案内

住      所:
〒577-0056
東大阪市長堂1-2-20陣内ビル2F
アクセス:
近鉄 布施駅から徒歩1分
お問い合わせ・ご予約
06-7174-9357
受付時間:
10時~13時/15時~21時
定休日:
日・祝

メールでのお問い合わせ


ページ上部へ